日本一周自転車旅行記:第1次遠征9日目(1)

2010年1月29日 by 水月

2009年8月18日火曜日、宮城県仙台市からスタート

完全休養日を挟み、お尻痛、膝痛、疲労はいくらかマシに。前日たっぷり眠ったので朝の目覚めも良い方。完全回復には程遠いが、どうにか再び走り出せそうだった。

次回リベンジを誓う

次の目的地は「岩手県一関市」と言いたいところだったが、所用で8月23日には東京の自宅に帰宅する必要があり、この時の体調も踏まえると、これ以上北進したら、予定期日に戻って来れないと判断。

無念ではあったが、次の目的地を「山形県山形市」に設定。山形・新潟経由で東京に帰ることにした。帰路を福島・栃木経由としなかったのは、せめてもの意地。北東北、北海道への遠征は、帰宅後もう1度チャレンジし直しだ。

国道48号線で山形方面へ

そういえば、福島から仙台へ来る途中に寄った自転車屋さん「ダイシャリン船岡店」で、仙台から山形に向かうとしたら、どの道が良いか訪ね、「自転車では通ったことがないけど、車で通った記憶では、国道48号が比較的坂もきつくなくて景色も良くて自転車には良さそうだった」と教えてもらっていたことを思い出した。

僕の自転車に対して「ペダル以外全部換えた方がいい」と言われた事が何気にショックで、道を親切に教えてもらっていたことを忘れていた(苦笑)

仙台の市街地を抜け、愛子バイパスを車の後ろ姿を見ながら進んでいたら、ふと、マフラーが右側についている車が多いのは、「通行人に排気ガスを吹きかけないためではないか」と想像してみたり。これ以降、左側にマフラーがついてる車(特にバスやトラック)を見ると、心の中で「煙い!」と文句を言うようになった。

国道48号線(作並街道)を進んでいくと、景色がどんどん田舎っぽくなり、街道からの景色は見下ろす形になっていく。高い場所から見下ろす景色は何だか気持ちがよい。

国道48号線と平行して通っているJR仙山線の線路は単線。僕は単線の線路が何故か好き。途中、赤い陸橋があったり、ローカル線電車の旅も楽しそうに思えた。

もす!?

高台から見下ろす景色を眺め、写真を撮ったりしていると、背中に「もす!」と書かれたTシャツを着て、たくさん荷物を積んだミニベロ(小径タイヤの自転車)に乗った男性に出会った。

どうやら、この男性(以下、仮に「もすさん」と呼称)も次の目的地は山形のようで、もすさんも僕と同じように仙山線の陸橋の写真等を撮っていた。ちなみにミニベロって車輪は小さいけど、意外と速い。特に坂道だと負けそうになる。

もすさんのミニベロには「本州縦断中」の札がついていて、確か「青森、岩手、秋田、宮城」に×印がついていたと思う。ハンドルには昔懐かしいラッパがついていて、別れ際には「パフッ♪」って鳴らしてくれたり、面白い人だった。その後、もすさんとは一度も出会わなかったが、本州縦断が無事達成できていたらいいなと思う。

にしても、「もす!」って何だろう?(笑)

川の水が透き通って綺麗

国道48号線沿いの川(広瀬川?)の水は透き通って綺麗で、青く輝いていた。綺麗な景色を見るとウキウキして、疲労が溜まりにくい気がする。

道の脇には熊出没注意の標識が出てきたり、だんだん山の中っぽくなってくるけど、山形との県境までは、ずっと仙台市だったりする。

この日は比較的涼しく、渓流から吹く風が心地良かった。上り坂は苦手だけど、山道は何となく性に合っていると感じるのは、小学生の頃、電車もバスもない山の中にある祖母の家から街までの往復20kmくらいをよく自転車に乗って遊びに行っていた記憶が影響しているのかもしれない。

癒しの作並温泉

12時40分頃、作並温泉に入ると「巨大なこけし」がお出迎え。作並がこけし発祥の地だという説があるみたい。発祥地のことは諸説あってよく分からないけど、こけしは東北の民芸品らしい。

山形中心街までは、残り50kmくらい。「作並湯の駅 Lasanta(ラサンタ)」でランチ休憩を取った。

ここで、トルネードポテトというのを初めて食べた。このポテト、螺旋状のカッティングが面白い。お店によっては、ハリケーンポテトとか、ツイストポテトなどとも言われているらしく、後日TVで専用のカッティング機械があることを知った。一緒に注文したランチセット(ひやし温麺+稲荷寿司+コーヒーゼリー)も美味しかった。

トルネードポテト以外にも、ずんだソフト、温玉ソフト(温泉卵入りでプリンのような味がするらしい)などの気になるメニューがあったが、お腹が一杯で注文できなかった。どなたかチャレンジして、感想を聞かせてください。

ランチの後は外の足湯でポカポカ。足湯には小さなお子さんの居る家族が入っていて、腰掛けには四つ葉のクローバーが置いてあった。身体だけでなく、心も温まる感じだった。

全身浴だと、疲れがどっと出て大変なことになりかねないが、足湯なら大丈夫じゃないかと試してみたが、とりあえずは大丈夫そうだった。

ただ、お湯につかってやっぱり少し気が緩んでしまったのか、この後、GPSのスイッチをしばらく入れ忘れて走ってしまったのだけど…。

「第1次遠征9日目(2)」へつづく。

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