2009年8月18日火曜日、作並温泉からの続き
下って見えるのに、上りという罠
作並温泉の温泉郷を過ぎたあとは、関山峠まで8kmくらい、ずるずるとしつこい上りが続く。見た目は下って見えるのに、後ろを振り向くと実は上りという妙な感覚を、ここで初めて味わった。
作並温泉の温泉郷を過ぎたあとは、関山峠まで8kmくらい、ずるずるとしつこい上りが続く。見た目は下って見えるのに、後ろを振り向くと実は上りという妙な感覚を、ここで初めて味わった。
完全休養日を挟み、お尻痛、膝痛、疲労はいくらかマシに。前日たっぷり眠ったので朝の目覚めも良い方。完全回復には程遠いが、どうにか再び走り出せそうだった。
この日は完全休養日。朝は10時半頃まで、のんびり寝た。いつもなら、慌ただしく荷造りをしてとっくに飛び出している時間を過ぎても寝ていられることは、ちょっとした幸せだった。
前夜は、テレビも電気付けたまま、ビールも飲みかけで睡ってしまった。旅を始めてから7日目。いよいよ疲労もピークに達しつつあるようだった。